めまいの予防

睡眠不足はめまいのもと

2015/03/19更新

 睡眠不足はめまいを助長します。めまいを予防、悪化させないためにも睡眠はきちんととりましょう。

 

 めまいを抱える方の多くが不眠症であるとの報告があります。めまいで気が滅入っていて、布団に入っても悩んでしまうので、寝付きが悪い方が多いのです。それで睡眠薬に頼る人も少なくありません。しかし、睡眠薬に頼ってばかりでは、根本的な睡眠不足の解消に繋がらないことが多いのです。

 

 睡眠薬使用以外での睡眠不足を解消するためのポイントを紹介します。

 

日中に体を動かす

 日中に体を動かすと、ほどよい疲労感が生まれて寝付きがよくなります。また、昼夜の体温差が大きくなるので、夜に眠気を感じやすくなります。
 寝る前に激しい運動をすると興奮して寝付きが悪くなるので気をつけましょう。

 

長い昼寝はしない

 長く昼寝をすると、当然ですが夜眠りにくくなります。昼寝をするなら、昼下がりの20〜30分くらいにしましょう。また、夕方以降の昼寝はやめておきましょう。

 

規則正しい食事を

 食べ過ぎには注意しましょう。お腹いっぱいの状態では寝付きが悪くなります。夕食は就寝時の3〜4時間前が目安です。

 

夕方以降はカフェインを控える

 コーヒーや紅茶、緑茶、コーラなどの飲み物にはカフェインが入っています。カフェインには覚醒作用があるので睡眠の妨げになります。夕方以降は飲まないようにしましょう。食後のコーヒーやお茶が習慣になっている人は注意しましょう。夜の飲み物にはホットミルクやハーブティがおすすめです。

 

眠たくなってから床に就く

 眠たくなってから床に就くようにしましょう。眠らねば!と気負うと頭が冴えて、眠れなくなることもあります。眠くなるまで寝なくてもいいと開き直るとリラックスできます。

 

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