起立性調節障害
2012/10/20更新
症状
起立性調節障害は、学童期から思春期にかけてみられる病気です。特に女子に多い傾向にあります。小学生などが朝礼でバタッと倒れてしまうのもこの一例です。
立ち上がったときにふらふらしたり、目の前が真っ暗になったり(眼前暗黒感)、長時間立っていると気分が悪くなったりします。
起立性調節障害の症状には、消化器系のものと循環器系のものがあります。
【消化器系の症状】
- 腹痛
- 悪心
- 嘔吐
- 下痢
- 便秘
- 食欲不振
【循環器系の症状】
- 起立性低血圧(立ちくらみ)
- めまい
- 動機
- 頭痛
原因
起立性調節障害は自律神経失調症の一種です。立ち上がったときに血圧の調整がうまくいかないために、血圧が低下して立ちくらみが起こります。
治療
起立性調節障害は予後の良い病気です。成長とともに治っていきます。
めまいや立ちくらみがしばしば起こるときには血圧を上げる薬を、はげしい頭痛には自律神経安定剤を用いることもあります。
しかし、早寝・早起き、バランスの良い食生活など、きちんとした生活を送ることが自律神経を安定させる一番の方法です。特に寒さと暑さをしっかり体感できるようにし、季節感のある生活を送ることが大切です。
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